2012年9月23日日曜日

岩手地区信徒の集い

 9月22日岩手地区信徒の集いが土沢教会で開催されました。当日関係施設の運動会のため出席できなかった教会もありますが、77名(受付の出席名簿に記入されていたお名前) 被災教会からも信徒と教師が集まりました。開会礼拝は村谷正人牧師の説教。各教会の報告。賛美。証し。各教会の祈りの課題。またみんなで持ち寄り昼食と祈りのときをもちました。

出席者
説教中の 村谷正人牧師
 教会報告   三河豊牧師
 昼食  いろいろな料理 デザートが並びました。
 食事中
 土沢教会の聖歌隊に 小林功牧師と柳谷雄介牧師が加わって賛美
証し 津波被災について 

新しい担当幹事 被災教会を訪問

このたび奥羽教区内の被災教会と奥羽教区事務所に新しく担当幹事となられた飯島信幹事がおいでになりました。実情を理解してくださることを願っています。

花巻教会の山元克之牧師と共に江刺教会に立ち寄られ、千厩教会へと出かけられました。



2012年9月22日土曜日

全国財務委員長会 教区総会議長会

 9月18~19日全国財務委員長会 教区総会議長会が開催されました。
常議員会で継続となっている「伝道資金」について話し合うときが与えられました。
被災教区の現状として、その提案にもろ手を挙げて賛成できません。どんなに検討を繰り返しても教区間格差について本当に理解されているのかという疑問があります。何しろ教会と教会の距離にしても歩いていける距離と自動車で2時間 野越え山越えしていくところ 電車など1日に数本1本のがすと何時間どころか次の日など ここでの伝道が続けられていることをどうとらえるかが 一番課題です。午後から集まって教区総会を開催できる教区とひょっとすると前泊が必要な人や後泊が必要な人がいつことを理解したうえで、格差について発言されているか。おそらく実感はないでしょう。

奥羽教区の報告を終えた鈴木務財務委員長

2012年9月17日月曜日

11246の祈りと活動

 主なる神さま

2011年3月11日午後2時46分 あの地震によって大きな悲しみの中にある被災地。生かされている者の痛みと悲しみに寄り添い、一歩を一緒に踏み出したいと祈った被災教会。
それぞれの抱える課題は違い、状況が違う中、この1年半、多くの方々の祈りに支えられ歩むことを赦されてきました。
被災地にある教会は、高齢で少数の信徒ですが、悲しみに寄り添い、主にある慰めを祈り、教会として出来る事から担ってきました。決して充分ではないのかもしれません。でも、今できる精一杯なのです。

1年半を経て、新たに歩み始めるために、教会、地区、教区、教団の歩みを支えてくださり、必要を満たしてくださり、道を示してください。

互いに理解し、協力し共に生きる群れとして歩ませてください。
岩手地区の教会、奥羽教区内の北西地区、北東地区、秋田地区から被災教会の礼拝を共にまもるために説教者として牧師を、また礼拝に与る喜びを分かち合うために信徒たちが出かけています。この歩みをさらに力強く続けさせてください。
私どもの思いではなく、主イエス・キリストの憐れみによって歩ませてください。
主の御名によって祈ります。アーメン。


宮古教会 YMCAと協力して歩みました。
礼拝堂・牧師館の応急処置は完了しました。本格的にはこれから検討協議を重ねることになります。
宮古駅前は整っています。 JR山田線は列車が運行していますが,宮古駅の先は、津波のため線路が流出し運行できません。残っている線路も草が伸び、今後の目処は立っていません。
 修復に向けて協議を続けなければなりません。
仮設住宅に入居して1年が過ぎました。生活の方向を決めかねています。
 大船渡教会 地震直後支援物資で一杯になっていた礼拝堂も、今も講演会やコンサートに利用されています。各地(外国からも含め)からのボランティアの利用は今も続いています。
仮設店舗団地 
 新築しなければならない千厩教会 最終図面
この模型のように、工事を進めるため、施工業者を決定しました。教団救援対策本部からの支援(援助と借入)に全面的に頼らざるを得ません。すでに教区としては土地購入資金を支援し、さらに建築に向けての支援についても検討しています。雪が降る前に基礎工事を完了したいと日程を検討しています。


岩手地区教師会には、被災教会の牧師も全員出席しました。 



 東北ヘルプの方々の来訪 被災教会との交流や働きについて協議
脱原発に向け、取り組みを続けるために盛岡市内の教会員や岩手県内の会員が集っています。この日は、集会申請が警察で受理されませんでした(不受理理由は神社の祭りがあること)。そのため各自が同じ時刻、同じコースを散歩しました。こども連れでの参加者に励まされています。


11246の祈りは、各地でその働きを支えています。
ますます祈って支えてください。

2012年9月8日土曜日

北日本宣教会議3教区親子短期保養プログラム委員会

 東北教区エマオに3教区より集まりました。8月に実施した第2回保養プログラムについて反省のときを持ちました。また今後について大まかな予定としました。今後 冬は沖縄  夏は北海道ということで実行委員により計画提案されます。詳細は各実行委員によって検討されプログラム委員会の委員に連絡されます。さらに検討して各教会へと案内されます。

このたび飯島救援対策担当幹事も陪席されました。 また加藤世界宣教幹事もEMSからの来訪者と共に陪席されました。

  教団救援対策本部との連携で行うプログラムですから、決定が尊重されることを願っています。
EMSのルツ・ドレッシャーさん 3教区の協力した活動を評価しておられました

第55回奥羽教区教師宣教セミナー

 9月3~4日第55回教師宣教セミナーが八戸シーガルヴューホテルを会場に開催されました。
今回は第5期奥羽教区長期宣教基本方針の総括と第6期奥羽教区長期宣教基本方針の策定に向けて検討委員長による発題及び参加者からの応答、さらに分団協議と全体会で、次期の宣教計画素案をみんなで検討しました。この検討に基づき長期宣教基本方針検討委員会で再検討のうえ,常置委員会へ提案され,その上で教区宣教会議であらためて提案し、そこでの意見を聴取して常置委員会で徹底検討のうえ、次年度教区総会へ議案とする予定です。
 奥羽教区長期宣教基本方針に基づいて教区内のあらゆる集会や活動を進めていますから、検討期間にできる限り多くの意見が出されることが必要なのです。このセミナーに参加されない教師も居られますが、今後の宣教会議などでの検討や教区総会の議案審議に積極的に関わることが必要です。各教会伝道所の宣教計画に関係します。
 なお 東北教区 北海教区から一緒に参加してくださった教師が居られます。意見を述べてくださったことを感謝いたします。
みんなで
 発題中の白戸清副議長
森分和基牧師 村谷正人牧師   被災教会の牧師も積極的に参加しています。
 東北教区 石井牧師
 北海教区 藤崎牧師
北海教区 卜部牧師

2012年9月1日土曜日

脱原発金曜デモ 盛岡

教区総会決議も脱原発でしたが,その行動を一歩始めだしました。もちろん市民の一人として。岩手地区内の信徒と教師も各自の判断で共に行動しています。 遠路からも集まります。祈りつつ、決議したことを実施する。これも教区の祈りの中にあると信じています。
 毎週金曜日午後6時集合 6時30分出発 集合場所 岩手県庁向かいの公園 こども連れを先頭にゆっくり歩きます。各自手製のプラカード(うちわなどいろいろです)
仙台からも駆けつけて
 ちょっと遠くてぼけました  信徒と教師たち
 岩手三陸の海を守る会
東北電力前に向かって歩き始めました

宮古教会 YMCAと

 教会の様子を報告するときが全体修養会の中にありました。森分和基牧師はここでも報告し、さらに要請に応えて出張して報告しています。牧師不在時には、北西地区からの説教支援が続けられています。8月末は木造教会千葉敦志牧師が出かけておられます。教区内の祈りがここにもあらわされています。
 盛岡YMCAは全国のYMCAの協力により,夏の大きな活動を継続されました。教会の台所でも協力者が与えられ食事の準備や おふるまいの準備をしています。ボランティアたちが夏休みが終わったこどもたちの通学路で朝の挨拶を続けています。仮設住宅でも教会の近くでも大きな働きが担われています。
 教会と牧師館の応急処置は全て完了しました。費用はかかりました。礼拝するために、牧師館の住環境を整えることができました。本格的復興計画はこれからの課題です。関係施設ひかり幼稚園との協力を模索しています。

全体修養会での報告
 被災当時からずっと続く台所の働き
 応急処置完了
西公園で

新生釜石教会

教区全体修養会では被災教会への支援として信徒・牧師への支援をして参加を願いました。新生釜石教会からも牧師夫妻はじめ教会員が参加されました。
 教会へは各地からの来訪者があり,祈りが残されています。また地域の復興新聞も地域の様子を伝えています。
 ただ昨年の津波の被害は樹木にも影響が出ていてついに枯れました。教会内部は現状を維持しています。祈ってください。
牧師の出張はどもあり、礼拝説教支援が続けられています。教区内の支援として岩手地区や北東地区の祈りのかなで調整し、隠退教師の中条和哉先生や無任所教師の渡辺利彦先生にも協力していただきました。

質問する柳谷雄介牧師
 訪問者の祈りメモ
 復興釜石新聞 内容はさまざま
津波を受けた庭木が枯れました  草はのびていますが

大船渡教会では

地元中学生とスイスに出かける前、教区全体修養会で教会の様子を話し、スイスでのプログラムを無事に終え、大船渡に帰ってくること、各地からのボランティアや教会員の家族たちとのプログラムや地域のプログラムに参加している村谷正人牧師 健康が支えられるように祈るばかりです。奥羽教区北西地区(五所川原教会)からの訪問があって支えられています。仮設住宅では世界の各地からの活動が継続さえています。
全体修養会で教会の様子の報告 村谷正人牧師
 スイスで中学生たちと  習字(筆)による名前を書く
 スーパーキッズのコンサート 指揮は誰でしょう・・・・・・
 夏休みの宿題も終わって教会員の家族が一緒に
 ハワイカリヒユニオンチャーチの方々 
教会の山の草刈も完了 冬に備えて薪の準備も始めている