2012年8月19日日曜日

宮古教会と近隣

 礼拝堂の中は,整頓されています。
隣地にYMCAの事務所が引越ししました。活動はますます盛んに行われています。宮古教会に来る途中、津軽石の近くで盛岡YMCA宮古ボランティアセンターの車とすれ違いました。

田老地区は残っている防潮堤の上にたくさんの人が並んで津波の説明を受けていたのでしょう。大型バスが止まっていました。

夏休み中のひかり幼稚園 休み中も保育希望者に対応していました。
今後については教会と幼稚園の協力がどうしても必要となります。

会員の高齢化少数はどこでも同じなのですが、そこに津波被害ですから。
応急処置の終えた礼拝堂ですが、今後を抜本的に検討しなければなりません。教区もその話し合いに加わる準備をしています。
 応急処置を終えて整った礼拝堂
 田老地区の防潮堤 奥の方で説明をしています。一面草が生えています
ひかり幼稚園 夏休み中 通ってくるこどもたちに対応しています。

新生釜石教会と近隣

 柳谷雄介牧師は九州に出張されていました(12日礼拝には説教者を教区より派遣しました)。
礼拝堂講壇の外壁は応急処置で穴を塞いだままです。今後の修築計画を待つのみです。
牧師館脇のバラが咲きました。引きちぎられたつるバラはまだまだです。

津波に襲われて機能を失った前の警察署は解体が始まりました。徐々に進んでいます。ここもまだ片付けです。

昨年津波後、竹は直ぐに赤くなり枯れました。でも今年はもう新しい芽を出しました。ところが昨年は緑だった杉の木は、今年は真っ赤になって枯れ始めました。津波被害が山にまで達しています。各海岸沿いの杉林は同じです。
玄関
 徐々に回復しているバラ(牧師館脇)
 前の警察署 津波被害を受け、今、解体を始めました。
吉里吉里地区の杉 赤くなり枯れました。

大船渡教会と近隣

 牧師は地域の子供たちの引率としてスイスに出かけました。その留守を教会員たちが守っています。ゆっくりとお話を聞くときがもてました。
会堂建築のときに切り倒した大杉から講壇用の椅子と集会事務室の大きなテーブルが完成しました。
近くの陸前高田の残った松のところは,大賑わいです。通過するにも道路わきに車が止まり,人が飛び出すので速度を落とし注意しながらです。みんなが訪ねています。
残った松
 仮設店舗はがんばっています
 留守を守る姉妹
 杉の大木から作成した講壇の椅子
 集会室・事務室のテーブル
干しあわびの生産地 吉浜 ここも被災し、今は草が伸びています。まだ充分回復できていません。

千厩教会と近隣

 教区常置委員会からの委員を加えて建築委員会を発足し、最終図面や資金計画などについて検討しました。これから動き始めます。一番大きな問題は、やはり地震による被災した礼拝堂の建築ということを皆が共通理解することでしょう。そして教団救援対策本部会計からの支援が100%でないこと。支援と貸し付け 貸付ということは返済することが基本となりますから返済計画の目処が立ちません。
 最終図面
 三河豊牧師の説明



気仙沼市の様子
千厩教会の隣は、気仙沼市です。互いに協力していますが、津波と同時に発生した火災のあと、まだまだ復興への動きは進みません。所謂、片付けを進めています。そんな中、地域からの出身者を始め、多くの方がこの夏を利用してこられました。
港では
町の中には今も残っています。ここに多くの人が集まります。
船の前に仮設店舗が活動しています。

2012年8月11日土曜日

日本基督教団 北日本宣教会議親子短期保養プログラム 沖縄

日本基督教団救援対策室のご支援により、8月1~6日宜野湾セミナーハウスを中心に北日本宣教会議親子短期保養プログラムが実施されました。台風のためプログラムの変更という心配もありましたが、無事に帰ってこられました。奥羽教区からは二組5名の参加者がありました。今回は沖縄教区の皆さんの受入協力によ行うことができ感謝いたします。


東京教区北支区 被災教会と交流する旅3

 東京教区北支区の方々がお出でになりました。8月6~9日江刺教会、土沢教会、千厩教会、大船渡教会、新生釜石教会、宮古教会を訪問され、それぞれで現状の報告を聞いていただきました。また、それぞれの関係施設も訪問されました。

山本裕司支区長からのメッセージにより、祈りのうちに支えられていることを覚えることができました。

特に千厩教会の建築には、常置委員会から委員を送り推進することを報告していましたので、新会堂建築予定地にも足を運んでくださり、祈ってくださいました。

教会と教会の距離の遠さを、実際にレンタカーで移動され、実感されたことでしょう。お疲れ様でした。ありがとうございます。
 資料配布 地震・津波以降の状況と現状今後の予定
 被災教会の判断を尊重しつつ、教区の緊急支援委員会の働きを説明
 山本裕司支区長のメッセージを代読する持田侑宏さん
みんなで 土沢教会の生嶌陽子教師と条谷さんもご一緒しました
 条谷さんの案内で千厩教会へ 新会堂建築予定地で
 沿岸の人々の声 
 9日新花巻駅に見送る 堀中さん(土沢教会員)
9日15時28分新花巻発で東京へ

宮古教会と市内   いろいろな働きがYMCAにより続けられています

 教会での働きはYMCAの方々によって継続されています。ボランティアや協力は各地から届いています。魚菜市場でのたこ焼き、焼きそばなどやサマーフレンドシップキャンプなど続けられています。市内でもいろいろなイベントが行われています。
 これから始まります
 教会で説明会
 田沢湖生保内でのキャンプ
 湖水浴
市内での大相撲練習があります。

ご覧下さい 新生釜石教会公式ホームページも

新生釜石教会は公式ホームページを公開しました。教会としての情報が記されています。宜しくお願いします。

http://shinseikamaishi.com/


ホームページの教会堂修築について

夏の働き  大船渡教会

八月に入り、各地からのボランティアがお出でになっています。地域もボランティアフェスティバルも行われました。みんなでこの夏を乗りきろうと活動が続けられています。
村谷正人牧師は市内の中学生の引率としてスイスに出かけました。 8月7日東京教区北支区の方々がこられたときは教会員が対応しました。
礼拝後に
 準備中
 ボランティアフェスティバルの会場 今までの活動がわかります
さんりくこすもす 韓国の方々の協力があります

2012年8月4日土曜日

第57回奥羽教区全体修養会

以前は毎年開催し,信徒も、教師も、互いに安否を確認し、互いの証しに感謝していました。
最近は2年に一度となりなしたが,各地区を巡回して開催しています。


今年は、奥入瀬渓流ホテルを会場に、
教区主題「さあ、共に生きよう」―震災後の宣教協力と将来の希望ー   のもとに
東北教区総会議長 高橋和人牧師   関東教区前教区総会議長 疋田國磨呂牧師をお迎えして、多少の変更はあったでしょうが教区内より190名近い信徒と教師が集いました。

また久世そらち北海教区総会議長も参加してくださいました。なお東京教区北支区山本裕司支区長が教会員の葬儀のため、急遽出席は叶いませんでしたが,祝福と祈りのメッセージがありました。また計画されている「被災地を訪ねる旅3」(日程8月6日~9日)を宜しくとのことでした。

震災後の働きを通して、主イエス・キリストの栄光を共に証しする時を与えられたことが示されました。


またプログラムの中に 第六期奥羽教区長期宣教基本方針策定の状況報告があり、今後教区総会に向けて,更なる検討を重ね、常置委員会に答申することが報告されました。

主イエス・キリストのご委託を共に担うために、選ばれている一人とし、キリストのいのちへの希望を、大胆に証しする歩みを続けていきましょう。
会場  演壇 背景
東北教区における被災状況とエマオを中心とする救援支援活動について、また爆発した福島第一原子力発電所から放出された放射性物質による被害と救援対応についてお話くださる高橋和人議長
 関東教区の経験はこのたびの救援支援活動となっていること。また地域の復興に、希望の光を与えることになる礼拝堂・牧師館の再建の重要性を語る疋田國磨呂前議長
 みんなで 集まって ハイ
 夜の交流の時   ボクもあがるの・・・・・・
第六期奥羽教区長期宣教基本方針策定準備状況を報告する白戸清副議長