2011年9月3日土曜日

大船渡教会の様子


  3月11日以降被災者への支援等とともに、牧師の交代がありました。地域の救援活動を優先して行ってきました。そのためどうしても4月中5月中には教会総会を開催することができませんでした。8月28日礼拝後行うことができました。
 新しい役員を選出しました。さらに会計状況について検討しました。特に大船渡教会は、震災に当たって、礼拝堂や牧師館はほとんど被害がありませんでした。それは昨年3月献堂式をしましたので、耐震基準に適合しています。さらに立地条件は小高い丘の上と言っても良いでしょう。しかし、人的被害や信徒たちの家財の被害は甚大です。
 津波のため逝去された教会員1名、家族は8名。 自宅を消失した会員6名。また医師として震災後日夜働いていられて1ヵ月後に倒れられた教会員もあり、その状況は礼拝堂・牧師館が残っているのと対照的です。でも、3,4,5,6,7月と支援物資を配布し、ボランティアを受け入れてきました。もちろん主日礼拝も祈祷会も休みことなく続けることができました。宿泊された方々も礼拝に出席されるなど教会員との交わりも深まり、「地元に帰ったら教会に行こうかな」と言う方もおられ、主の御業がここに表されていることを確認させられてきました。
 このような中で、新役員と共に返済計画を検討する村谷正人牧師が支えられるようにと祈るばかりです。ぜひとも祈って支えてください。

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