2014年3月1日土曜日

被災教会は今

あの日から丸三年を迎えようとしています。
今も、被災地の教会を訪れてくださる方が相次ぎ、祈りの内に覚えられていることを心から感謝しています。
 3月11日をまえに、お訪ねくださる方は、各教区からあり、韓国からもおいでになります。
特に在日大韓基督教会関東地方会の協力により3月3~5日千厩教会 大船渡教会 宮古教会の教会や関係施設や仮設住宅で支援コンサートを計画してくださっています。

また、奥羽教区においても「東日本大震災を覚える礼拝」を各地区において計画しています。
 3月1日 秋田地区(会場 秋田桜教会) 
 3月9日 北西地区(会場 五所川原教会  青森松原教会)
       北東地区(会場 大三沢教会)
       岩手地区(会場 千厩教会  宮古教会)
 
  特に9日の礼拝には、教団救援対策本部から 長崎哲夫総幹事 、計良祐時財務幹事
  佐久間文雄救援対策本部財務担当がおいでになり、各会場で報告の機会も計画されています。

それぞれの被災教会やその周辺の状況もご覧になり、祈りの内にさらに覚えてくださり、ご支援くださいますようお願いいたします。



宮古教会
 教会の様子や今後の建築について説明する森分和基牧師

 新築に向けて教会員との懇談を繰り返し、建築設計図の確定のために総会を開きました。
 (建築模型は 2月21日の奥羽教区公式ブログにあります。)




新生釜石教会
 牧師館は工事が完了しました。牧師館を利用して2月23日より礼拝を始めました。

 礼拝堂の修築工事に入ったからです。何とか3月末までに完成をと急ピッチで工事が進められています。
牧師館   ここで礼拝堂の工事完了まで礼拝します。





 なくなっていた壁や天井を直し、床を土足化します。(万一のとき迅速に避難するため)
嵩上げはしませんが、木造部の工事のため何人もの大工さんたちが働いてくださっています 感謝
 所謂 瓦礫処理は続けられています   片岸処理場 
 吉里吉里の海岸


大船渡教会
 村谷正人牧師の配慮のもとに仮設住宅での働きと共に、沿岸地域の諸教派の牧師たち関係者によって祈りあう時がもたれています。大船渡教会は会場となっていました。新生釜石教会柳谷雄介牧師ご夫妻もおいでになっていました。



 陸前高田 嵩上げ工事のため山を切り崩しています。
 津波被災前は野球場でした 嵩上げのため埋め立てています

千厩教会
 新しい地に移転しましたが、跡地も整地して管理しています。(現在は積雪あり)
 新しい礼拝堂は地域におられます海外からおいでになり居住されている方々の拠り所ともなっています。



説明する三河豊牧師 栁沼赦羊子牧師



さらに 奥羽教区常置委員会としては、今後、修築や改築の必要な教会(一関教会、江刺教会など)への支援について検討を始めます。(現在 事情・状況の聞き取りをしています。)

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