そこで、14日常議員会の後、その足で江刺教会へとおいでいただきました。役員たちが迎えてお交わりをすることができました。翌15日早朝よりマイクロバスで出かけることにしました(雪道は危険なのでプロに頼みました)。各教会の日常活動を妨げないように注意しつつ静かに訪問することにしました。
江刺教会で夕食 役員と交流
まず陸前高田をたずね、昨年ホットカーペットを配布した横田中仮設団地から津波の被害の大きかった市内の中心地へ車を進めると、やはり、うなるばかりです。 これでも瓦礫がすでに撤去されたところもあり、復興に向けて、やっと動き出した姿を見ていただきました。(仮設店舗や仮設の堤防、仮設の防波堤)
大船渡教会に行く前に、津波被害の大きかった大船渡地域に止まり、多くの壊れた家や、巨大な輸送コンテナ、船などが残っている様子を見、仮設商店などを見た上で、教会へと向かいました。直接津波被害のなかった礼拝堂は救援の拠点として用いられたことが報告されました。
村谷正人牧師の報告を聞く 「ボランティアを社会福祉協議会につなぐことがなにより・・・」
釜石までの国道45号線沿いも 越喜来、吉浜などの様子を覚え 唐丹や平田(釜石近く)の仮設住宅団地が市内から遠いことなどに驚き、新日鉄近くのフェンスや生垣・垣根が倒れていたり切り倒されていることで津波のすさまじさを確認しつつ新生釜石教会に到着。 釜石保育園は津波が突き抜け、建物は使用不能のため撤去作業をしていました。すでに多くの鉄骨は運ばれ、跡形もありません。もちろん保育園は、安全な場所を借家して保育を継続しています。本当に協力が必要です。
新生釜石教会には神奈川教区翠ヶ丘教会の方がおいでになり、祈祷会を守っておられました。
奥、パワーシャベルが整地しています 釜石保育園のあったところ
祈祷会中
まだ応急処置が終わっていない礼拝堂で翠ヶ丘教会員にも会うことができました
牧師夫妻に聞く
釜石市から大槌、焼け爛れた町役場や病院は津波と火事 特に津波によって火の手が広がったことがよくわかる町内。
仮設商店街を中心に動き出した人たち、それは山田町も同様です。津波の力で壊された巨大な水門の脇をとおり、宮古市内に入りました。
教会前の掲示板は次週主日礼拝の予告がありました。森分和基牧師が19日他教会の招きに応えてお出かけになるので、教区としては説教者を派遣しています。特に北西地区からの協力(もちろん教区内全地区)は地震・津波発生以降継続されています。教区全体の祈りとして実施されています。教会では聖書の学びの時間でした。
教会前の掲示板は次週主日礼拝の予告がありました。森分和基牧師が19日他教会の招きに応えてお出かけになるので、教区としては説教者を派遣しています。特に北西地区からの協力(もちろん教区内全地区)は地震・津波発生以降継続されています。教区全体の祈りとして実施されています。教会では聖書の学びの時間でした。
掲示板 19日青森教会平松洋一牧師が説教されます。
聖書の学びが楽しくて集まる方々
現在牧師館の応急処置中です
マイクロバスで移動です。宮古教会から盛岡まで国道106号 実は区界(宮古市)という地域、教会からマイクロバスで1時間以上乗って、やっと道の駅に到着、休憩。 区界は高原です。 気温マイナス8度 路面凍結、うっすらと雪。寒さで訪問者を大歓迎。盛岡駅に立ち寄り2名お急ぎのためお帰りになりました。
その後宿に。宿の外は雪の中。
この訪問に京都教区よりさらに2名加わりました。
今回の訪問は、津波被災3教会の経常会計支援を続けてくださった北海教区 京都教区 大阪教区 兵庫教区 西中国教区 九州教区の総会議長です。 なお今回、東中国教区は急な教区の御用のためお休みになりました。 祈りに支えられて一歩踏み出していることを確認させていただきました。これらの教区の方々はすでにボランティアなど協力されていますが、おおよそ1年の経過を直接、教区総会議長が見てくださいました。
なお、すでに、東北教区 関東教区 東京教区北支区・千葉支区 西東京教区 神奈川教区 東海教区 中部教区、東中国教区 四国教区 沖縄教区からさまざまな形でおいでになりました。 教団全体の祈りに支えられています。
奥羽教区は3月11日(日)教区内4地区6会場で特別に「東日本大震災1年を覚えての礼拝」を行います。
北西地区 弘前学院チャペル 午後2時
北東地区 大三沢教会 午後2時30分
岩手地区 盛岡松園教会 午後2時30分(宮古教会の予定でしたが応急工事のため礼拝堂が使用できないので会場を変更しました)
新生釜石教会 午後2時30分
大船渡教会 午後2時30分
秋田地区 秋田桜教会 午後2時46分
どの会場でもおいでいただけます方は、お出かけください。なお教区内の各教会は主日礼拝の中で同一の祈りを用いることができるよう常置委員会で準備しすでに配布しています。また教団救援対策本部からも祈りのしおりが届いています。
一緒にお祈りください。
一緒にお祈りください。
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