2014年7月26日土曜日

2013年度教団教育委員会クリスマス献金 被災幼児施設への支援金 お届け

2013年度教団教育委員会クリスマス献金のうちより奥羽教区内の被災幼児施設の支援として支援金が送られてきました。常置委員会において慎重に審議し、今年度は5施設に配分することを決定し、松浦裕介書記と共にお届けしました。
復興への兆しは、確かにありますが、それぞれが抱えている課題はますます大きく顕在化しています。
復興としての園舎建築は、現状の復旧ということで新たな課題に向かう幼児教育行政との間で悩んでいる園長。
また、両親の仕事が思わしくなく、沿岸地域から内陸部に引っ越しすることにより園児の減少に歯止めがかからいことを訴える園長。
園舎の新築に向けて今も市との折衝をしている園長。
放射能汚染の除去は繰り返して続けられても、福島第一原子力発電所の工事状況によるまたまた変化することが心配です。
被災した礼拝堂を保育室としている園では、法人j化に向けて準備しつつ、園舎の改築を計画中です。

このような課題を共に担うことができるようにと祈らせていただくのみです。



学校法人緑学園 みどり幼稚園 園長 佐々木栄光先生 (関係教師 森分和基教師)
 仮設園舎での保育 現在 復旧工事中
 





学校法人樅木学園 おさなご幼稚園 園長 箱山幸子先生(関係教師 太田春夫教師)
 地域の現状の厳しさが園児に影響している。






学校法人岩手キリスト教学園 ひかり幼稚園 園長 森分和基先生(宮古教会牧師)
移転新築準備中  学園全体で課題を担っています。






社会福祉法人 聖光愛育会 水沢保育園 園長 後藤真子先生(水沢教会山下光牧師)
 除染を繰り返しつつ、保育が続けられています。






宗教法人一関教会付属睦保育園 園長 高橋俊子先生(一関教会髙橋良隆牧師)
 被災した園舎の改築を準備中 (法人化に向けての手続中)









被災地 大槌町では、道路沿いの花壇・花植えボランティアが続けられています。(暑い中草取り)



2014年7月20日日曜日

教団三局(事務局 出版局 年金局)は一時移転をしました。(7月7日より新事務所で業務開始)

日本キリスト教会館の耐震問題に伴い、新宿区大久保1の7の18 アサヒニューシティビル4Fに移転し、7月7日より業務を行っています。山手線新大久保駅から大久保通りを徒歩で10分以内で到着します。  このたび18日救援対策本部会議が、新しい会議室で行われました。



 事務局(左)  出版局は通路の右側 書庫の向う側になっています
 年金局は一番奥  隠退教師を支える会と一緒です
 会議室はちょっと狭い感じです。


7月18日救援対策本部会議

北海教区主催 「震災と教会」協議会 於 函館千歳教会、奥尻島

去る7月9~11日 函館千歳教会と奥尻島で 「震災と教会」協議会が開催されました。奥羽教区からは松浦裕介書記が出席しました。案内には 「2014年は、北海道南西沖地震から21年、三陸はるか沖地震から20年、兵庫県南部地震(阪神大地震)から19年、新潟県中越地震から10年、能登半島地震、新潟県中越沖地震から7年、そして東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)から3年という時にあたります。」とあります。
長年の災害に対する教会としての対応の検証の始まりとなったことでしょう。写真は松浦裕介書記の提供です。たくさんありましたが一部を掲載します。












さて、奥羽教区にとって災害としては、大火と地震、津波、台風などへの対応がありました。
特に地震関係では奥羽教区常置委員会としての対応を続けています。

奥羽教区として地震津波対応は 古くは1968年5月16日発生の十勝沖地震により青森県太平洋沿岸、特に八戸市を中心に上北郡、十和田市、三沢市、三戸郡に地震被害と共に津波被害があり、その対応が行われました。

1978年6月12日発生の宮城沖地震での一関など岩手県南地域の被害。

1983年5月26日発生の日本海中部地震により秋田県、青森県日本海沿岸地域の地震被害と津波被害。教団を通して募金されたお見舞いを被災教会と被災者へ届けました。

そして1994年12月28日三陸はるか沖地震、八戸を中心とする地域の被害への対応(八戸柏崎教会を建て替えしなければならないほどの被害。この時は翌年1月阪神大震災の被害甚大のため教団社会委員会への支援要請を差し控えた。)八戸柏崎教会と教区の支援で再建しました。

そして2003年5月26日発生の三陸南地震では岩手県中部、南部地域、特に内陸の被害が大きく、土沢教会を建て替えなければならなくなった。このために教区としての支援体制を特に岩手地区によって実施した。このとき江刺教会、千厩教会などに被害があり応急処置をし、土沢教会に集中することとなり教団社会委員会の協力により建て替えを実施しました。しかし、翌年の新潟県中越地震発生により、教団社会委員会は三陸南地震救援募金を中途でやめることとなり教区常置委員会と土沢教会の課題となりました。

2008年6月14日発生の岩手宮城内陸地震は奥州市、一関市に被害をもたらしました。一関教会、千厩教会、水沢教会、江刺教会に被害が大きくありましたが、教区教会強化推進会計による対応で必要な補修などを行いました。前年の能登半島地震と中越沖地震の被害甚大さを鑑み、教区のみの対応としました。

そして今回2011年3月11日の東日本大震災の地震被害と津波被害への対応も、常置委員会において教会の再建と被災教会の支援希望に沿いつつ救援活動を実施することとしています。教団の東日本大震災救援対策本部からの支援を受けつつ、教区常置委員会の中に緊急支援委員会を置き、早急な支援対応に努めてきました(もちろん十分にできているとは思いません)。

修繕は岩手地区内の各教会と三戸伝道所と秋南教会横手会堂で行いました
千厩教会新築完了 新生釜石教会修築完了。
今後は
宮古教会新築予定  一関教会大規模修繕予定  江刺教会新築予定。



2014年7月19日土曜日

大船渡教会  支援活動と地域の教会との協力が続けられています

各地からの支援が続けられています。祈祷会や礼拝にも協力を得ています。それと共に地域の教会の方々との協力も継続されています。また村谷正人牧師も各地の教会の要請に応えて出張しています。その時にも説教協力が行われています。
 額田浩牧師 祈祷会
 額田浩牧師
 吉祥寺教会矢田洋子先生
 祈祷会の後
気仙祈祷会

釜石に 教団ハートフル遠野が引っ越しします 新しい名称は  ハートフル釜石

6月5~6日釜石復興支援コンサート「希望の明日に生きよう!」として 松倉や甲子の仮設団地と大型スーパーのイベントスペースで行われました。日本基督教団東日本大震災救援対策本部主催でした。遠野に拠点を置いていたハートフル遠野は、お茶っこを続けてきました。このために本部委員の方々も順次でかけて支援協力をされています。
このたび、釜石市定内町1の9の10 「ヴィーヴルいわい」1階1号室に7月16日引っ越ししました。名前は「ハートフル釜石」とすることが、去る7月18日教団救援対策本部会議で承認されました。
 コンサートのポスター
 コンサートの様子
 新聞の記事
 飯島信幹事 名称変更の提案説明
 本部長
借りた建物の説明

多くの支えが続いています   宮古教会 ひかり幼稚園 YMCA宮古ボランティアセンターでは

津波被災地にある教会として多くの祈りに支えられつつ、日常の活動が続けられています。
教会も幼稚園も新築建築計画を進めています。資金面も大変なのですが、実は手続きをすることが必要なのです(当然ながら)。
一つの申請をするためにも、多くの時間を必要とします。打ち合わせ、相談、会員の承認了解、それらを一つずつこなしながら準備が続けられています。
この期間も、さまざまなところからの協力が続けられています。
教会の隣 YMCA宮古ボランティアセンターの活動も多岐にわたっています。

 スコップ三味線
 説教伊藤牧師
 ひかり幼稚園プール開き
 YMCAの活動 花植え ひかり幼稚園
 YMCA草取り前
YMCA 草取り後