2013年7月25日木曜日

千厩教会 ただいま旧幼稚園舎の解体中

鉄骨造り、陸屋根一部2階建て とてもがっしりとした鉄骨です。擁壁に貼り付くようにして建てられています。この園舎部分の土地は借地ですから地主に返還することになります。

教会の土地は本当に砂地の山です。
このような土地を選んだということはどういう意味があったのかと考えます。
どう考えても、とても危険な土地でした。(写真のとおりです。)

 幼稚園舎解体中
 鉄骨躯体 陸屋根をはがしています。
 土地は砂山です
 擁壁をはずしつつ
大型重機は入れず、小型と中型が用いられています。

2013年7月24日水曜日

常置委員会(緊急支援員会)で被災教会の諸報告

常置委員会(7月22~23日)では地区長会が行われました。各地区の報告と常設委員会報告が行われました。
また常置委員会(緊急支援委員会)で被災教会の諸報告がおこなわれました。

特に、礼拝堂・牧師館を新築した千厩教会は、旧礼拝堂牧師館ならびに旧幼稚園舎の解体と土地の整備に7月より始まりました。傾斜地の狭い進入路なので重機も小型のものが利用されています。この工事完了後、献堂式の予定です(8月30日)
新生釜石教会では、教師の休職に伴い、代務体制に入ることとなりました。修築に向けて役員会と共に教区として支援することとなりました。もちろん何よりも礼拝説教者を手配し、その費用も支援します。このことは、以前から新生釜石教会からの要請に応えてきたことの継続です。(今回から新しく始めたものではありません) 救援物資はもとより、教師が休養を取った時の礼拝説教者の派遣とその費用の負担(手続きの遅れや不備をも便宜を図り受け入れつつ)を続けてきました。

各被災教会に対して、常置委員会としての支援について報告を受け、検討を重ね、決定をしています。

常置委員会(緊急支援委員会)としてできる限りの協力は、宮古教会、新生釜石教会、大船渡教会、千厩教会に対して続けられています。
緊急支援委員会の働きとして、特に奥羽教区で発信しているブログでは、当初から多くの方々の訪問は奥羽教区事務所に連絡くださいと記してきました。もちろん連絡くださった方々もあり、調整をさせていただきました。しかし、おおかたは、何の連絡もなく直接出かけてしまう方々や連絡して断られても結局は訪問された方々が2011年8月まで続きました。
その後は徐々に減ってきましたし、直接訪問先に連絡の上、訪ねられ方が増えました。

そのことに対応する被災教会(牧師や信徒)の負担について考慮願いたいものです。共に活かされる恵みの確認が支援となるものです。一方的に日程を決定して突然にお出でになることはお避け頂きたいと考えています。(支援しているのにそんなことを言うのかという声も聞こえないわけではありません。そのような上から目線は必要ありません。)

2年5ヶ月になろうとしている今も、奥羽教区事務所に連絡を下さることで、双方の調整のうえ連絡させていただいています。
調整のときを与えられることが、支援になっているのです。どうぞご理解ください。お願いします。
                                 奥羽教区総会議長 邑原宗男

地区長会が開催され各地区の報告が行われました。

2013年7月10日水曜日

宮古教会   教会と関係施設とボランティアセンターと共に

宮古教会、被災当初の応急処置に続いて、中長期的展望を持ちつつ大規模な応急修繕をしました。当初YMCAのボランティアセンターは礼拝堂を利用していました。ボランティアの受入宿泊食事準備全てが礼拝堂を利用する形でした。しばらくの間は関係施設のひかり幼稚園の子育て支援事業として行っていた礼拝堂を利用しての活動ができないままでした。
しかし、現在は教会の隣にプレハブですかYMCAボランティアセンターは事務所を構えて支援活動を継続していますので、礼拝堂を利用する日常的な活動は、すべて行われています。所謂、緊急時から徐々にではありますが日常性を取り戻して進んでいます。
この100年間で津波被災や水害により現在の礼拝堂部分は4回も水浸しとなっています。このことは教会が多くの働きを続ける上での、大きな障害と判断され、他所に土地を求め、移転新築を目指すことを教会員全体で協議・判断しました。
更に、現在関係施設とは隣接ではなく遠くはなれていて、幼児教育上も教会の日常活動上も互いに不便を覚えていました。協力して新しい地での宣教の展開を目指すための準備に入りました。
まだまだ大きな課題が残っていますが、道が開かれると信じつつ準備をしています。

教会では久々に転入者を加えることができ、新しい力を得て喜びのうちに礼拝を続けています。

幼稚園の活動の既に夏期活動に入り、お泊り会も行われました。

支援活動はYMCAとの協力の中で継続され、最近夏の行事(キャンプなど)や活動の準備と共に、花の植栽(夏花 秋花への交換)も働きの一つとして行われています。


 全国教会婦人会連合を通じて、むさし小山教会の皆様が、
宮古教会のためにスリッパを送ってくださいました。
「宮古教会」のネーム入り。むさし小山教会と同じもとのこと。
青山学院 ハンドベル、青山学院女子短期大学のボランティアに来た学生・教職員
聖ヶ丘教会の方々等多くの方々と共に礼拝をすることが出来ました。
奏楽は霊南坂教会のオルガニストの方がしてくださいました。
 転入会式のあと 感謝の挨拶
 ひかり幼稚園 誕生会
 プール開き
 お泊り会での楽しみ 雨が上がり行うことができました
宮古YMCAボランティアセンターにより支援活動の一つ(ボランティアセンターより)

修復の準備を   新生釜石教会は代務体制で進みます

津波被災から今日まで なかなか進まない状況はすでに報告していました。教会としては修復という方向を決めていますが、被災した建物の充分な調査検討が必要と考えています。教区では問安を繰り返し調整を続けていました。
7月より主任担任教師は休職することを役員会に申し出ました。役員会は了解しました。この期間の責任を明確化するために奥羽教区は代務体制を役員会に提案しました。役員会の了承が得られましたので、役員会と共に事柄を確認しつつ(再検討をも含む)必要な事柄を推進していきます。
何よりも教会員と共に歩めるようご加祷ください下さい。また牧師のためにもご加祷ください。




 礼拝堂と台所の間の壁がありません
 壁のない状態  まず修復が望まれています
沿岸地域教会の合同祈祷会は続けられています

大船渡教会 各地からの訪問をうけいれつつ、仮設団地での活動を継続しています

教会では夏草刈りの作業をしています。また各地から、本当に多くの方々の訪問があり、その方々との交わりと共に、仮設団地へ訪問を継続しています。

東中国教区の鳥取側(上井)と岡山側(赤磐)が大船渡で一緒になるということも起こりました。
また関東教区七里からもお出でになりました。多くの支援に感謝です。

教会員たちのかかわりがあるNPO法人「さんりくこすもす」の方々も大きな働きを続けています。

地域は徐々に活気を取り戻しつつありますが、まだまだです。多くの支援を受けつつ立ち上がっています。

 草刈ボランティア
各地の訪問者で賛美を共に
祈祷会  上井教会の方々
 長谷堂仮設団地での(上井)
特別礼拝  赤磐教会の方々
関東教区 七里教会の方
NPO法人 さんりくこすもすの方々 
仮設団地に移動販売車  
魚市場でも
陸前高田の一本松

千厩教会 旧礼拝堂 牧師館 幼稚園舎 解体始まる

4月28日より新礼拝堂での礼拝を奉げています。
周辺の整備と共に、旧礼拝堂・牧師館・幼稚園舎の解体をしなければなりません。
解体工事は狭い傾斜地に小型の重機を入れて、7月より解体を始めました。8月の献堂式までに整地する予定です。
ここ数日雨降りで思うように進んでいませんが、すでに礼拝堂牧師館(木造)の建物は撤去し、土台を掘り起こしています。これから擁壁に沿って建てられている幼稚園舎(鉄骨造)は、隣家がありますから、慎重に解体する必要があります。


 千厩教会 新礼拝堂 牧師館
 擁壁の破損と使用不能となった旧礼拝堂 牧師館
旧 礼拝堂 後ろ側から
 建物を撤去して土台の掘り起し中
 坂道と擁壁
 解体を始めています 幼稚園舎
 解体中 園舎 階上の部屋
下は鉄骨造りの幼稚園舎

2013年7月4日木曜日

神戸栄光教会での震災支援報告

神戸栄光教会の壮年会が日曜集会として、震災報告会を開催されました。奥羽教区内の津波被災と地震被災の状況と支援救援状況、並びに今日までの復興状況を報告する機会がありました。昨年も被災地の牧師をお迎えくださいました。祈り続けられる日々、神の業が今ここに起こっていることを畏れつつ、感謝しつつ報告しました。なお日曜集会参加者は勿論礼拝に出席された方々の篤い祈りが届けられました。野田和人牧師 橋本祐樹牧師、汐碇直美伝道師のご配慮に感謝します。また壮年会の皆様の祈りに支えられましたことを感謝しました。

 神戸栄光教会

 礼拝
 地下の集会室 日曜集会
 日曜集会で篤い祈りが奉げられました。
牧師たち  玄関前