社会福祉法人釜石保育園(関係教会 新生釜石教会)は、3月11日園舎を津波が突き抜けました。6キロ以上離れているのでしょうか、3月末で閉園となった幼稚園舎をお借りして保育を続けてきました。3月はもちろん、新年度4月になっても定員を満たすことなく保育を続けました。最近は多くの子供たちが集い定員までの園児が与えられています。ただいつまでも借家でいることはできないのですが、津波被害を受けた元の場所には建築することができず、土地を別の場所に求めることになるのですが、いかんせん、狭い地域と行政の遅れが・・・・・。 (地震だけの場合と 津波の場合の差がここに現れます。再び津波の被害を受ける可能性のある場所に園舎も教会も建てられません)
園長は明るく、こどもたちから元気をいただいてますと 話しています。
藤原園長
奥羽教区事務所に兵庫教区長田センターよりお出でになりました。この日は奥羽キリスト教センター運営委員会があり、充分な時間を取れなくて申し訳ありませんでしたが、面談することができました。奥羽教区事務所で主事補や事務員が働く中で、それこそ歯に衣着せず話すので驚かれていたようですが、奥羽教区は全て情報をオープンにしています。いつでも同じように話していますからと、そのまま面談しました。兵庫教区の皆様にも支えられていますことを感謝しています。
長田センターの柴田主事
東日本大震災を機に教区の情報発信ツールとして開設されたブログです。教区からのお知らせ、お願い等、広くお伝えするために用いていきます。よろしくご支援くださいますようお願いいたします。
2011年8月27日土曜日
チャイルド ファンド ジャパンの協力に感謝
3月末から支援物資を奥羽キリスト教センターチャペルを利用して集め始め、各地から毎日何十箱と届くようになりました。仕分けをし、被災地への発送を盛岡市内の教会員の協力を得て行っていました。4月になり、その量は予定してスペースをほぼ全部を埋めるほどになりました。5月には教区総会を行わなければならず、思案していました。チャイルド ファンド ジャパンの小林事務局長から申し出があり、協力していただきました。本当に感謝でした。5~8月まで奥羽教区事務所の直ぐそばに倉庫として一部屋借りてくださり、奥羽教区の活動を支援して下さいました。支援物資の全てを配布し、清掃の後、8月23日部屋を返還しました。
さら、チャイルド ファンド ジャパンの働きは 大船渡教会と協力することとなり、被災者の聞き取り調査(酪農大 大学生) 仮設住宅での協力(青山学院 大学生)やベンチつくりなどを続けておられます。もちろんチャイルドファンドジャパンの独自の活動といえばそれまでですが、大船渡教会の活動も協力くださり、市民からは両者の働きを一つに見て、感謝しておられるのです。
小林事務局長へ感謝の辞
状況の説明と感謝
さら、チャイルド ファンド ジャパンの働きは 大船渡教会と協力することとなり、被災者の聞き取り調査(酪農大 大学生) 仮設住宅での協力(青山学院 大学生)やベンチつくりなどを続けておられます。もちろんチャイルドファンドジャパンの独自の活動といえばそれまでですが、大船渡教会の活動も協力くださり、市民からは両者の働きを一つに見て、感謝しておられるのです。
小林事務局長へ感謝の辞
状況の説明と感謝
宮古教会の様子
新生釜石教会の様子
大船渡教会の様子
救援活動として大船渡教会を宿泊に利用される方は多いのです。もちろん教会としても協力しています。このことが地域にあって仕えるものとしての一つのかたちです。当然ながら礼拝を守ることに全力を注いでいます。 3月11日から9月で半年になります。この間に牧師の交代があり、就任式を行い、新しい歩みを始めたのです。9月11日午後2時46分 日本基督教団として祈祷会と記念の礼拝を大船渡教会を会場に行う予定です。集える方はどうぞ一緒に祈り礼拝を奉げましょう。
2011年8月18日木曜日
もう一度お願いします
全国各地の方々が、奥羽教区の被災地の教会を覚えてくださることは、本当に感謝です。ただ、ここでちょっと考えてください。まことに失礼ながらこのようなことを書くことになりました。
被災地の教会を励まし、牧師や信徒が疲れているだろうからと言った理由なのでしょう。なぜか、礼拝説教をしますという申し出が続いています。このようなものは小職に連絡はありません。直接被災教会に、牧師にされます。しかし、礼拝説教を牧師ができないのではありません。むしろ被災当初ならできないこともあったでしょう。すでに日常を取り戻すために、礼拝を奉げることが続けられています。そこでは主任担任教師が今必要な御言を聞き、取り次ぐと言う業が続けられているのです。
主任担任教師が説教する、このことはますます教会としての日常を確かにすることです。しかし、説教の申し出に対して被災教会はなかなか断ることができないのです。多くの申し出が続くと、毎週の礼拝は、所謂 特別な事柄となってしまいます。顔見知りでもなく、また顔見知りでもずっと交わりのなかった方がお出でになられると、教会員はどうしても構えてしまいます。 これは逆に疲れを覚えることになります。
奥羽教区内の牧師でも、要請に応えるかたちで教区を通して調整しながら説教に出かけているのです。
どうか、こちらからの要請に応えてほしいのです。もう一度書きますが、説教の申し出があると、被災教会は断ることができないのです。
今こそ被災教会を支えるためにそれぞれの地で祈ってほしいのです。
なんとも失礼な言い方ですが、説教の申し出は差し控えてくださいませんか。
奥羽教区総会議長
邑原宗男
被災地の教会を励まし、牧師や信徒が疲れているだろうからと言った理由なのでしょう。なぜか、礼拝説教をしますという申し出が続いています。このようなものは小職に連絡はありません。直接被災教会に、牧師にされます。しかし、礼拝説教を牧師ができないのではありません。むしろ被災当初ならできないこともあったでしょう。すでに日常を取り戻すために、礼拝を奉げることが続けられています。そこでは主任担任教師が今必要な御言を聞き、取り次ぐと言う業が続けられているのです。
主任担任教師が説教する、このことはますます教会としての日常を確かにすることです。しかし、説教の申し出に対して被災教会はなかなか断ることができないのです。多くの申し出が続くと、毎週の礼拝は、所謂 特別な事柄となってしまいます。顔見知りでもなく、また顔見知りでもずっと交わりのなかった方がお出でになられると、教会員はどうしても構えてしまいます。 これは逆に疲れを覚えることになります。
奥羽教区内の牧師でも、要請に応えるかたちで教区を通して調整しながら説教に出かけているのです。
どうか、こちらからの要請に応えてほしいのです。もう一度書きますが、説教の申し出があると、被災教会は断ることができないのです。
今こそ被災教会を支えるためにそれぞれの地で祈ってほしいのです。
なんとも失礼な言い方ですが、説教の申し出は差し控えてくださいませんか。
奥羽教区総会議長
邑原宗男
宮古教会の様子
新生釜石教会の様子
千厩教会の様子
大船渡教会の様子
2011年8月13日土曜日
農村伝道神学校からの訪問
宮古教会の様子
宮古市街地から少し離れるとまた違う状況です。田老地区はまるで「万里の長城」かといわれた防潮堤でしたが、それを超えて津波は町並を壊滅にしました。仮設住宅が便利なところにあると良いのですが、リアス式海岸ですから平地が少ないのが実情です。
盛岡YMCAはボランティアセンターとして教会を拠点として活動を続けています。大阪からこられた方々から懐かしいお名前を聞くこともできました。
関西学院大学神学部の神学生が学びのときをもちました。また韓国からこられた方々も教会に泊まられ、YMCAをとして、自宅の片付けを始めた方々の支援を行っています。
また大分県別府 より森分和基牧師のご両親がこられ、教会員との交わりを持っておられます。
津波が超えるとは まして壊れるとは考えていなかったでしょう 高く大きく長い防潮堤
山側にある仮設住宅
路線バスが走っていますがこの地域も壊滅状態です
盛岡YMCAはボランティアセンターとして教会を拠点として活動を続けています。大阪からこられた方々から懐かしいお名前を聞くこともできました。
関西学院大学神学部の神学生が学びのときをもちました。また韓国からこられた方々も教会に泊まられ、YMCAをとして、自宅の片付けを始めた方々の支援を行っています。
また大分県別府 より森分和基牧師のご両親がこられ、教会員との交わりを持っておられます。
津波が超えるとは まして壊れるとは考えていなかったでしょう 高く大きく長い防潮堤
山側にある仮設住宅
路線バスが走っていますがこの地域も壊滅状態です
新生釜石教会の様子
大船渡教会の様子
教会を宿泊の拠点として活動が続けられています。東中国教区(鳥取と岡山の高校生に付き添いの大人)朝の祈りをもって社会福祉協議会の作業工程に従って行いました。同時におられたオンヌリ教会の方々は、集会の案内などもされました。この方々の活動の後に、東京聖書学校神学生が15日まで、また酪農学園学生ボランティアと、じつに途切れることなく拠点としての働きが続けられ、ここにこそ教会がありますと証しされています。地域の方々も教会の働きを受け入れています。
村谷正人牧師は埼玉地区の修養会に招かれ出かけてきました。さらに教会員の働きとなっている「NPO法人さんりくこすもす」への支援も教区を通して届けられています。
村谷正人牧師は埼玉地区の修養会に招かれ出かけてきました。さらに教会員の働きとなっている「NPO法人さんりくこすもす」への支援も教区を通して届けられています。
第4回教団救援本部会議
8月5日 東京山手教会に於いて救援本部会議が開催された。
各報告には放射線情報を発信している片岡輝美さんや東北教区エマオでの活動を震災直後からつづけられた野田沢さんの報告もありました。
社会委員会 募金の終了に伴う報告(今後各教会伝道所への送付あり)や本日としての募金活動やシンポジュウムについて確認されました。
震災から半年になる9月11日(9月第2主日)にむけて石橋秀雄教団総会議長の談話を発表することtなりました。
会津での活動について報告中
各報告には放射線情報を発信している片岡輝美さんや東北教区エマオでの活動を震災直後からつづけられた野田沢さんの報告もありました。
社会委員会 募金の終了に伴う報告(今後各教会伝道所への送付あり)や本日としての募金活動やシンポジュウムについて確認されました。
震災から半年になる9月11日(9月第2主日)にむけて石橋秀雄教団総会議長の談話を発表することtなりました。
会津での活動について報告中
教区報告をする高橋和人東北教区総会議長 震災 津波 原発事故により放射性物質と課題の大きさを報告。 関東教区、東北教区、奥羽教区 並びに東京教区などと被災教会の被害状況を確認し、必要な資金(教会のみでも) を合計する少なくとも10億円は超えます。自己資金のある教会は少なく、むしろ、どこから手を付けることができるかと苦慮するばかりです。
奥羽教区では 地震の被害の大きいため移転しなければならない千厩教会 津波による被害を考慮すると移転が必要と判断される宮古教会、新生釜石教会 これら3教会の再建には少なくとも合計2億9千万円。 これらの教会に自己資金などあるはずがない。教区として教会強化推進会計規定の中で考えることになる。これだけでは充分でなく、今後震災特例を考える必要がある。
いずれにしても、大きな礼拝堂をと考えているのではない。2003年の三陸南地震で被災し再建した土沢教会の規模を参考に算定したものである。教会員も牧師も安全に礼拝を奉げ、主から与えられた恵みの証しとして、地域への救援活動を担える教会となりえるように願っている。
8月10日 石橋秀雄教団総会議長より 常任常議員会において、9月11日午後大船渡教会を会場に《11246祈りの時》礼拝を行うこととなった旨連絡があった。
2011年8月7日日曜日
宮古教会の様子
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