森分和基牧師は かなり複雑な心境です。喜んでいいのやら、悲しんだらいいのやら。と言う。
わかる気はします。全国の方々、世界の各地の方々の祈りがありますから感謝して喜びの発信の場所としてほしい、教会員も牧師も支えられますようにと祈っています。
それにしてもみんなできれいに泥かき出しも清掃もしたのに、津波のヘドロは隅々に入っていることが解体によってあらわになりました。
礼拝堂の外観
多くのボランティアの方々がこの礼拝堂を生活の拠点として宮古市内のあちこちで活動しました。この礼拝堂のどの壁も、一人一人の祈りで磨き上げられたものでした。床を張り替えても、壁の隙間からヘドロの粉が出てくる中掃除をし続けたYMCAの専従者、本当に感謝でした。解体が始まり、一人一人の祈りと汗を思い出しました。もちろん津波の後も、ここで礼拝した信徒の一人一人の決断は新しい礼拝堂へと繋がっています。西町で大きな喜びの証しを大胆に続けられますようご加祷ください。
腰壁をはずすとまだ津波の跡が残っていました。
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