2012年9月17日月曜日

11246の祈りと活動

 主なる神さま

2011年3月11日午後2時46分 あの地震によって大きな悲しみの中にある被災地。生かされている者の痛みと悲しみに寄り添い、一歩を一緒に踏み出したいと祈った被災教会。
それぞれの抱える課題は違い、状況が違う中、この1年半、多くの方々の祈りに支えられ歩むことを赦されてきました。
被災地にある教会は、高齢で少数の信徒ですが、悲しみに寄り添い、主にある慰めを祈り、教会として出来る事から担ってきました。決して充分ではないのかもしれません。でも、今できる精一杯なのです。

1年半を経て、新たに歩み始めるために、教会、地区、教区、教団の歩みを支えてくださり、必要を満たしてくださり、道を示してください。

互いに理解し、協力し共に生きる群れとして歩ませてください。
岩手地区の教会、奥羽教区内の北西地区、北東地区、秋田地区から被災教会の礼拝を共にまもるために説教者として牧師を、また礼拝に与る喜びを分かち合うために信徒たちが出かけています。この歩みをさらに力強く続けさせてください。
私どもの思いではなく、主イエス・キリストの憐れみによって歩ませてください。
主の御名によって祈ります。アーメン。


宮古教会 YMCAと協力して歩みました。
礼拝堂・牧師館の応急処置は完了しました。本格的にはこれから検討協議を重ねることになります。
宮古駅前は整っています。 JR山田線は列車が運行していますが,宮古駅の先は、津波のため線路が流出し運行できません。残っている線路も草が伸び、今後の目処は立っていません。
 修復に向けて協議を続けなければなりません。
仮設住宅に入居して1年が過ぎました。生活の方向を決めかねています。
 大船渡教会 地震直後支援物資で一杯になっていた礼拝堂も、今も講演会やコンサートに利用されています。各地(外国からも含め)からのボランティアの利用は今も続いています。
仮設店舗団地 
 新築しなければならない千厩教会 最終図面
この模型のように、工事を進めるため、施工業者を決定しました。教団救援対策本部からの支援(援助と借入)に全面的に頼らざるを得ません。すでに教区としては土地購入資金を支援し、さらに建築に向けての支援についても検討しています。雪が降る前に基礎工事を完了したいと日程を検討しています。


岩手地区教師会には、被災教会の牧師も全員出席しました。 



 東北ヘルプの方々の来訪 被災教会との交流や働きについて協議
脱原発に向け、取り組みを続けるために盛岡市内の教会員や岩手県内の会員が集っています。この日は、集会申請が警察で受理されませんでした(不受理理由は神社の祭りがあること)。そのため各自が同じ時刻、同じコースを散歩しました。こども連れでの参加者に励まされています。


11246の祈りは、各地でその働きを支えています。
ますます祈って支えてください。

0 件のコメント:

コメントを投稿