2011年6月10日金曜日

大船渡教会の様子


大船渡教会は地震以降 礼拝堂を用いて支援物資の提供配布を行ってきました。

役員会は、地域の商店の営業再開が始まったことを受けて、6月末をもって提供を収束することを決定しました。奥羽教区はその日まで必要な物資を送るように努めます。

   出かけることの出来る者が物資を搬入しています。


   主として食品です いろいろな意見が届き、野菜が不足していることは重々承知なのです。日持ちする野菜でなければ、搬入しても必要な方に届かないことになります。やはり茹でると食べられるものや温めると食べられるものは重宝しています。

   この案内を出すことに躊躇があります。ただ、地元の商店の営業再開は、決断を早めています。


   この山は 人の生活の匂いが集ったものです。

  陸前高田です。 木っ端微塵となった家屋 家具  そこには人の生活の匂いがあったはずです。

 でもいまは、カラス うみねこ 蠅が舞い続けています。この瓦礫の処理がなければ、驚くべき臭いです。このままでは何も始まりません。これからです。確かに、仮設住宅はできました。入居も始まりました。炊き出しが終わってしまいます。生活の苦しさはますますだろうと思います。それとともに商店の営業開始は喜ばしいものです。

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